マダニに噛まれたー |
マダニは家にいるダニとかと違って感染症を引き起こす危険がありますので、万が一噛まれた場合は慎重な対応が必要なのだそうです。
以下、写真がありますが、虫キライな方、お食事中の方などは見ない方がいいかも…ということで、隠します。
マダニとは足が8本あるクモの仲間。血を吸ってない時には体長2mm位、雌の成虫が幾日もかけて動物やヒトの血を充分吸った時には20mm近くの大きさになるのだとか。
マダニは5月から8月にかけて活発に活動し、野山の木や薮、河川敷や公園の草むらなどの葉、枝、草の先端にじっとしていて、近くに動物が来て、それによる振動、温度、二酸化炭素などを感知すると動物の上に落下して取り付くのだそうよ。そして、皮膚温が高く柔らかい所に移動してギザギザしたのこぎりのような口器を皮膚に刺し込み、数日から10日かけて吸血します。
マダニに噛まれますと、マダニの持つ細菌(ライム病、野兎病など)、ウイルス(ダニ媒介性脳炎など)により感染症を起こすことがあるのだそうだ。ライム病などについてはぐぐってみてください。初期の症状は風邪と同じように、熱、倦怠感、関節痛とか。風邪と勘違いしやすいって。
基本的にマダニに噛まれても、激痛がはしったりするわけじゃないから気づかない。だからワタシも気づいたのは、下山してお風呂に入ろうとして腕時計を外したとき。腕時計をしていた部分にかみついてました。
頭つっこんだまま死んだ??と思ったりするけど、刺激を受けると足を時々動かすんだよねぇ…。
これをむやみに引きはがそうとすると、食いついた歯や頭が皮膚の中に残ってしまい、皮膚に残っちゃった場合はまたそれが炎症して…と大騒ぎになるそうです。皮膚科できれいに除去してもらうのがベストな感じ…。
そう思って、とりあえずマダニをくっつけたまた家まで帰りましたが、だんだん周りが腫れてきて痛みが出てきました。それはそれで怖く、翌日病院が開くのを待つのもとってもアンニュイなので、意を決して抜くことにします。(救急病院にもあたりましたが、皮膚科専門医不在のため診れませんと全て断られました)
毛抜きでぶちっとな。かみついた頭はかなり力いっぱい引っ張らないと抜けません。
スマホで接写ができなかった。頭も葉もちゃんと取れただろうか…。
腫れた患部がみみず腫れのように広がってる。コワイーーーーーー(T_T)
噛まれたのは、この腕時計のベルトの穴部分から。長袖着てグローブしてたけど、盲点だったわ…。
ちなみに、2週間くらい血を吸いつづけると、このくらいまででかくなるらしい。ぎょえーーーーーーーー!!!
一般登山道ならそうマダニに噛まれる事はないと思いますが、藪漕ぎあったりとかしたら、藪から出たあとは身の回りをチェックしてみたほうがいいかも。マダニはすぐにかみつくのではなく、しばらく人間の身体を徘徊して、柔らかい部分を探すらしいから、徘徊してる間にはたき落とせたら良いよね~。
とりあえず、皮膚科行きました。感染症予防のため、抗生物質(ミノマイシン)をのんでます。皆様もお気を付けください。