白毛門山 まとめ |
まとめ
出発直前のてんぷくトリオw
●装備
・冬型の低気圧で荒れることを予想し、グローブをより温かさをキープできるものに新調
・全員ゴーグル着用
・ビバークも覚悟でスタート(全員ツェルトを持参)
●行動
・今までの中で一番早い出発時間(AM4:07)
・登りの際は、全員まとまっての休憩はなし。
他の人がラッセルのトップをしている時に各自補給や装備チェックと交換
●天候
・スタート時に吹雪くも、その後はひどくならず
・高い気温
・雪の少なさ
●運
・天気と雪の量 これにつきます
・○○山岳会のラッセル隊長のパワフルなラッセルで時間節約
さすがに4回目のチャレンジともなると、各自自分のすべきこと、
補給や装備の見直し(暑ければ脱ぐ、寒ければ着る)など
誰に言われるともなく、スムーズにできたのではないでしょうか。
あ、某M氏は補給が少なすぎた…と反省してたけど。
気温が高く、今までのように寒さに凍えることはなかったですが
それでもやはり山頂近くで羽毛ミトンに交換。
指先を温かく保つことができてよかったです。
あと、ゴーグルはやっぱ温かい!
第2回のチャレンジのとき、まだゴーグルを持ってなくて
何もつけてないんだよね。あの吹雪の中、ゴーグルをしてたら
もっともっと楽だっただろうな…と今さらながら思います。
あとは、今年こそ山頂へ…という意気込みと計画が
今までよりしっかりしていたかなと。
今までは意気込みはとってもあったのだけど、具体的に
それが装備やら実際の登山の際の行動に反映されていなかったような…(汗)
個人的には、もっと雪が多くて、厳しい条件の中で山頂を踏みたいな~~と
贅沢かつドMなことを考えたりしますが(笑)、
これでひとまず白毛門山は卒業です。
来年の一発目は違う山(でもやっぱり豪雪地帯の厳しい山w)に
登ることになると思います。
見てよ、この雪の少なさ…。
ところで、ラッセル隊長の○○山岳会のブログに、
今回の白毛門山の記事が書かれているのを発見しました。
その記述によりますと、あちらはあちらで、
最後の最後で先に我々が山頂を踏んだのが
「プチ悔しい」感じだったようです(^^;;
頂上手前で先頭を行くラッセル隊長が止まり、
我々はそのまま歩き続けたわけですが、
隊長はラッセルに少し疲れたのと、彼らはアイゼンをつけていなかったので、
ここでアイゼンを装着する必要があったようです。
隊長はこのタイミングを「自分の読み違え」と書いてました。
彼らは松ノ木沢の頭過ぎたあたりまでずっとツボ足。
我々はスタートからアイゼン&ワカンを了承着用。
我々が最初から両方着けてたのは、途中でアイゼンつけるとか
ワカンをつけるとかとなると、手を露出せねばならず
そこで指先が冷えることを懸念して…というのも理由のひとつ。
まぁ正直、人ががっつりつけたトレースを歩いていくだけなら
山頂直下までツボ足でも行けちゃう感じかしらん。
ラッセルはがむしゃらにガツガツやることもできるけど
「汗をそれほどかかない程度に無理なく、そして山頂までの体力を残す」
というのが我々のパーティーのとった行動。
隊長のパワーにつられて、ガツガツがんばることなく
マイペースを崩さなかったのはよかったなーと、下山してから思いました。
第三回の挑戦のときは、5人で7時間半ラッセルをしつづけて、それでもまだ
松ノ木沢の頭までしか行けなかったんだっけ。
今回は3人+ラッセル隊長で7時間で山頂到達。
ラッセル隊長がいなかったら+1時間はかかってただろうし、
雪が去年と同じくらいの量ならさらにもっと時間がかかってた。
やっぱり登りに12時間だったかも。
ちなみに翌日は快晴。
初めてまともに白毛門山の全貌を見たよーー(笑)
あれが我らの白毛門山です。たいして高くないでしょw
-下山後-
時間が早いのでお風呂に行って暖まり、土合駅に戻って宴会スタート♪
その後テレマーカーの2人組(ブンちゃん&マックさん)がやってきて
彼らも隣で宴会スタート。我らの職場が何気に近いということから話が盛り上がり
食べものやお酒をおすそわけいただいたり、
おすそわけしたりで楽しいひとときを過ごしました。
この日は某M氏の誕生日だったので、ワタシはケーキを作りましたよ♪
誕生日に白毛門に登れたのは喜ばしきことですな(^^)
それから土合駅探索(笑)
日本一のもぐら駅は本当に深いところにホームがあり
不思議な世界でした。何回も土合駅に来てたけど、なんとなく
ホームを見るのは電車で到着したときまでとっておくかな~と
思って下に降りた事なかったの。
いつか電車で来ようと思います。そしてこの階段を上って目指すは…
………衝立岩か!??(ウソですw)
ともあれ、お疲れみんな!!!