大武川一ノ沢大滝

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大武川一ノ沢大滝
メンバー:お散歩さん、代表シェフ、メパンナ
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行きたかったんだ~~長い氷ぃ~~~♪アイスのクラシックルートである、南アルプスの「大武川一ノ沢大滝」は、全長約170mと言われております。アプローチがそれなりに長いので、気合いを入れて(?)企画したよー。

最初は自分とお散歩さんだけで行く予定にしてたけど、気合いを入れてよ~~く考えたら、ボッカとラッセルを考えると人数いないと厳しいなーーって。んで、代表シェフをお誘いした次第。結果的には、雪が少なくてラッセルはなかったけど、ボッカ的には正解。オンナ2人で、60mロープ2本とテントと幕営装備を担いだら相当きつかったと思うわ。

1日目は快晴。っていうかむしろ暑い。

まず、林道から最初に徒渉があるんだけど、個人的にはコレ一番の懸案(^^;; 沢ボチャ常習犯だからね…。

徒渉しやすい場所があると聞いていたので、そこを目指すも見逃して通過。そもそも、皆で「あれが一ノ沢大滝じゃない!??」と言ってたのは全然違ったし、地形の概念を勘違いしすぎ疑惑(笑)
ともあれ、無事徒渉しやすい場所を見つけました。濡れずに徒渉できてあーー安堵。

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<勘違いの巻>


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<無事徒渉>


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<ここから急登を経て尾根に上がる>


高度をあげると、八ヶ岳や甲斐駒が。

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<甲斐駒ドーン!>


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そして離山北稜1393mのピークから東に派生する尾根を下る。

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<ピークから一ノ沢大滝がみえたー>


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<ズームでドン!滝でかい!>


途中からけっこう急になってきて、ひーこら言いながら無事一ノ沢に出ました。

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<ルンゼを下る>


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<下の大滝>


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下の大滝を高巻いて、本日のテント場に到着~。

踏み跡もしっかりついていたので、大滝までの偵察は省略し、とっとと宴会だ!

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さーー呑みましょう、食べましょう。


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<代表シェフの今日のメニューはトマト鍋とパエリア>


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もはや安定のチロリ。ボクはもう冬山ではチロリ無しでは生きてゆけない…。

翌朝、AM6時過ぎに出発。しかしまだ暗い。ヘッ電の中歩くが、さすがに暗くて踏み跡を追うのも時々ルートがわからなくなる。あぁ…教訓、偵察は面倒くさらずにやる事w そして、大滝までもアプローチはところどころよくないぜー。

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大滝見えた。でけー。



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リードする順番はじゃんけんで。その結果、1P目代表シェフ、2P目お散歩さん、3P目メパンナのリードとなりました。AM 7:50登攀開始

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<代表シェフ・リード>



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<代表シェフが60mいっぱいまでロープをのばす>


アイスゆえ、セカンドが上がりきってからサードが登ると打ち合わせていたけど、氷が段になっていて、これなら同時にも登れるかな?ということで、サードのワタシも一緒に登り始める。

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<メパンナ・サード>



見た目、かなり寝てるんだけど登ってみるとそれなり(^^;; 朝一ってこともあるのかもだけど。

2P目、お散歩さんリード。核心ピッチですね、ガンバ!

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<均等間隔でスクリュー決めて>


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<さくさくと~>


難なく45mほどロープをのばしてピッチ切った様子。セカンドでワタシが登っていったら立派にハンギングビレイだった。おほほ。弾切れもあって、これ以上進むのはヤバいかなとの判断だそうな。確かにねー。

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<メパンナ・セカンド>


ヌンチャクをロープにプリセットして登った関係で、ヌンチャクは全て代表シェフのロープに。回収が大変なので、ところどころワタシもスクリューとヌンチャクを回収しつつ。

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<上からお散歩さんがパチリ>



そして「腕がパンプした!パンプした!!」と叫びながら代表リーダーがサードで上がってきます。

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<ガンバ!>


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<3P目、メパンナリード>


少し上がったら傾斜も緩やかに。でも、下から見えなかった部分に上がったら、あーーまだ氷続いてるじゃーないのー。

あと少しで落ち口ってところで、ロープ足りなくなるのでピッチ切る。んで、セカンドの代表シェフが登ってきたら、そのまま落ち口まで進んでもらった。

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<八ヶ岳がよく見える>


サードのお散歩さんが上がってきたら同様に進んでもらい、ワタシも上がって落ち口到着。登攀終了PM12:50なり。

奥には中滝が見えます。うわーー上部バーチカル!難しそう!!時間も技量もヤバいので今日は登らないけど、次回は腕をあげて挑みたいなーー(^^)

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<中滝、バーチカルじゃ>



さぁ、時間がだいぶ押してます。さくさく懸垂しましょう…。

なんですがーー

懸垂でかなり時間を費やしてしまいました。

反省点:いつもは同ルート下降の時は、懸垂ポイントを確認しながら登るのに、今回はリードしてたこともあってポイントチェックがだいぶ甘かった。

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<懸垂1P目>


ワタシがトップで降りる。途中残置スリングがある細い木(しかも枯れ気味)で懸垂ピッチ切るか一瞬悩む。でもこの下まで行ったとして木があったかどうか…??アバラコフ懸垂2回は避けたい。というわけで、ここでピッチ切る。結果的にはもう1段下にまだ木があった(登ってる時に確認し損ねてた)。

しかも、懸垂してちょと安定してる場所に降りたんだけど、残置スリングがある細い木まではトラバースしなくちゃいけない。そのトラバースが思ったより悪い。残置スリングの木の場所は、登ってくるときに確認できてたんだから、斜め気味に最初から木に降りるようにしたらよかった…。失敗。結局、お散歩さんが2番手で降りてきて、スリングのばしてセルフ取った状態でトラバースしてもらった。3番手に降りてきた代表シェフには、木の方向に降りてきてくださーーいとお願い。

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<お散歩さん懸垂2P目スタート>

次は多分アバラコフ懸垂。懸垂ギアを持ってお散歩さんがトップで降りる。

しかし、なかなかロープが引かれない。上からは角度的に状況が見えないのでちょっと心配になる。時々代表シェフが、ロープのテンション具合を確認する。テンションはまだ抜けてないからまだ下降してる?「ダイジョビかーー!??」と叫びたいのをぐっと堪えてここは忍の字。25分程経過したところで、ロープのテンションが抜けた。そしてまもなくロープが引かれてコールが。ホッ。

懸垂3P目はお散歩さん作成のアバラコフで、代表シェフがトップで懸垂3P目を降りる。しかし、ピッチを切ったところは氷の左面。登って来た時に確認した、懸垂できそうな残置支点(ハーケンだから強度はアレだけどさ)は右面にある。すなわち逆側。代表シェフががんばってその残置支点までトラバース。ここはさっきと違って待機してる我々からも見えているので、多少時間がかかってもちょっと安心~~。

ワタシとお散歩さんは、代表シェフがキープしてくれてるロープで斜め懸垂。あーー斜め懸垂は怖いーーー(T_T)

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<そして最終の懸垂>


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<無事、取り付きに戻る>



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テントに戻ったのがPM5:00。ふぉーー残業確定だーー。



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<下の大滝は高巻きが悪かったので懸垂で下降>



ひーこら言いながら激下った尾根を激登る。ヘッ電ON

最後、離山北稜の尾根から徒渉ポイントに降りるのに、少し方向がずれて一ノ沢に降りてしまった。地形が見渡せないので、これをつっきったら林道に戻れるのかetc、よくわからない。というわけで、来た時に通過した徒渉ポイント(砂防ダム)まで、堰堤に行く手を阻まれつつ、そして少々さまよいつつ戻り

小雨降る中、無事下山。

そもそも3名編成なので、通常より時間がかかることは覚悟の上だったけど、下山遅れの反省点は以下のとおり。

大きなトラブルがあったわけではなく、小さいことの積み重ね…ってこっちゃなー。

・前日の大滝まで偵察を省略したため、朝、大滝までの移動に少々手間取った。これで少しタイムロス。
・登りながらの懸垂ポイントのチェックがだいぶ甘かった
・その結果、懸垂にかなり時間を費やしてしまった
・下山時のため、離山北稜の尾根からの下降ポイントに、赤テープなどでマーキングしておけばよかったな

大滝の取り付きまでの下降については、藪で懸垂しにくいとわかっていても、木で懸垂したほうが結果的に迷いがなくて早かったのかも?どうかな?わからんな…まぁ結果論だしな…。懸垂も、最初のワタシがトップの出だしで、もう1段下まで降りていれば、連鎖としてその後の展開もスムーズだったのかもしれない。2P目懸垂のラインも3P目にうまく繋げられるようスムーズに行けたかも。これもまた推測でしかないけど。

あと、更なる個人的反省…。下山時の地図読みをお二人に任せてワタシは特攻してたので、お前も地図を見ろよーーって感じですね。すんません(^^;;  教訓:コンパスはちゃんと出しておきましょう。

そんなわけで、お散歩さん、代表シェフ、今回もありがとうございました!!!代表シェフには重たい食材を荷揚げしていただき感謝感謝です。

反省点は次回につなげたいと思います~~~。これに懲りずに次もよろすくです~~(^^)/
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by team-banzai | 2017-01-31 12:09 | 氷のぼら~ | Comments(0)

最近はもっぱら岩をよじ登っております。


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