北岳バットレス・四尾根 -Day 1 |
1回目:剱岳・源治郎尾根(GW) → 悪天候によりTGGハイキングに転戦
2回目:谷川岳・一ノ倉沢いろいろ(6月) → メパンナ、首を痛めてドタキャン
……と、2回続けて流れておりましてん。まぁ、本ちゃんだから流れるのはよくあることですが(ワタシの首痛めたのは別として…)、なんとも悔しいかぎりです。
今回は3度目の正直の計画。北岳バットレス・四尾根ざんす!!!
できれば土日だけで行きたいよね…。でも、お互いに北岳バットレス初めて。初めてのルートでスムーズに行動できるかどうかは怪しい。天気や混雑といった外的要因もあるしのぉ…。ってことで、時間に比較的余裕を持てて、混雑も避けられる「途中でビバーク」の行程に決定。
ビバークで疲れることを想定して、前夜は贅沢に甲府駅前のホテルに宿泊(通常なら駅前にゴロンとしてでただ仮眠するだけだけど)、エアコンのついた部屋でお布団とともに優雅に過ごさせていただきやした。1泊3900円で、不要な荷物を下山まで預かってもらえます(^^)v
そして、朝4:30甲府駅発のバスで広河原へ。バス待ちの列に、知ってる顔がいそうでいなかったなぁー。
7時頃、広河原出発。この時点では、北岳の山頂も見えてます。
予報の良い週末は、登山者も多数。少々渋滞気味の大樺沢ルートを進みます。photo by お散歩さんのお知り合い。ありがとです!
そして、なんと二俣を見逃すという失態。気づいたらc/dガリーの出合だった…。んで、ここでビバーク用の水をたっぷり汲みます。
たっぷり汲んだのはいいけど、荷物が一気に重くなった。この時背負ってた水分が3.5リットル。すなわち3.5kg増えたわけで、そりゃ重いよ重いよ。でも、自分の増えた体重も3kgだよ。そりゃ重いよ重いよ、まじで痩せたいよ(T_T)
に~~も~~つ~~が~~~~
お~~も~~~い~~~(T_T)(T_T)
…というわけで、ヒーヒー言いながらdガリー大滝と第5尾根の取り付き到着、11時。やっとロープが降ろせるぜ~~。ちなみに、2人取り付いてるのは、YCCの若者パーティーで、ロックランズでも見た顔でした(^^)
本日の1ピッチ目は、じゃんけんで勝ったメパンナ担当。dガリー大滝を行きますか??と話していたけど、荷物が重くて最初のうんしょの乗っ越しがヤバいw ヒーー、やめていいっすか!??第5尾根行っていいっすか!???と、すぐ宣言。I塾のマルチピッチ講習で学んだこと「決断はすばやく」w
1ピッチ目を登りながら、お散歩さんをパチリ。
2ピッチ目、お散歩さん離陸。
残念ながら、ガスガス。
3ピッチ目で、dガリーのテラス(?)まで。
4ピッチ目、dガリーを少し登って、
5ピッチ目で崩壊している横断バンドをトラバース。6ピッチ目、ここからぐるっと回ってcガリー。
ガレガレ。時々岩に赤ペンキで「四尾根」の文字。7ピッチ目はコンテで。
8ピッチ目、登ってる途中、上を見上げたら、テラスっぽいところに人影が。「こんにちは~」と下から声をかけると、彼らはその地点でビバークするということ。そして、もう1パーティーならそこにビバークいけるとのこと。
んで、そのまま上がっていったら、そこが四尾根取り付きの大テラスでした。愛知の山岳会メンバーだという男性3名とともに、今夜はここにビバークざんす。大テラス到着が14時半くらいなので、取り付きからここまで、準備時間含めて3時間半。とりあえず、タイムマネージメントから大きなズレはなし。
そして、まだ寒くないので、タープにしてみた。
今回は、軽量化を図るためにお酒は下山まで我慢しようね!って打ち合わせたのだけど、なぜかワタシがビール500ml、お散歩さんは白州12年の小瓶を持参してきている(笑)
カンパーーイ!!!
ルネッサンス絵画風(くつろぎすぎ疑惑)
時々ガスが晴れるんだけど、すぐまたガスに包まれて…
やっぱタープだと寒いねってことで、ツェルトにしなおして就寝。夜は雨も少し降ったけど、濡れ被害出ない程度だった。ホッ。
- Day 2 につづく
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