今季最後の(たぶん)八ヶ岳へ |
いくつか案をあげて、最終的に決まった代案は「八ヶ岳・赤岳主稜」。リタさんが八ヶ岳の西壁はまだ登ったことがなくて、今までも何回か主稜を企画したものの、色々な事情で流れてばっかだったんだよね~。
今回のテーマ(?)は「ゆるっと行きましょう」(^^)
赤岳主稜だけど3日間まるまる使う。車がないし、お金も節約したいし…で、青春18切符利用の鈍行の旅(そうは言っても、一人6300円くらいかかってるから、車があるなら二人でも車のが安い)。初日はテント場に上がるだけ。2日目に赤岳主稜登って、降りてきたらまたテント泊して、3日目にのんびり下山。なんと贅沢なスケジュール(鈍行移動だけど)。
この行程に案が落ち着いた時、密かな野望がむくむくと沸いてきましてね…
メパ「赤岳主稜、残置支点使わずにリードしたいんですが…、できれば全てナチュラルプロテクションで」
リタ「かまいませんよ。最悪、暗くなる前に山頂に着けば行者小屋に辿りつけると思うので、納得いくまでやって下さい。」
リタさんも快諾してくれました。やった!!!
金曜夜、リンクカム3本を荷物に追加。一応ハーケンとイボイノシシも持つけど、これらはどうしてもの時以外は使わずに、残置無視&可能な限りナチュプロで登るつもり。そもそもハンマーはアックスのハンマーなので、これでハーケンとか打てる気がしないのだけど(^^;;;
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1日目
朝7時40分に新宿駅集合。鈍行列車でドコドコと移動して茅野駅着12:09。茅野駅でランチしようと思っていたら、美濃戸口行きバスがもうすぐ発車だったので、急ぎバスに乗車。美濃戸口着13時くらいで、八ヶ岳山荘で早速ランチ。ワタシはキーマカレー、リタさんはラーメン。懸念していた雨は、茅野に着くころには止んでました。よかったー。美濃戸口についても雨止んでなかったら、今夜は八ヶ岳山荘に泊まろうなんて話していたのだ。
ここに来るのも今季最後……(多分w)
残置無視で登りたいと言った手前のギア類が重い。あぁ重い。
メパ「南沢登るの面倒だなーー、ねーリタさん、赤岳鉱泉のテント場にしません??北沢の方がだいぶ楽ですよ!!」(注:そもそも主稜を登ると言ってるのに、行者小屋へのアプローチ程度の登りをいやがるのはおかしいw)
リタ「おーー冬の鉱泉のテント場泊まったことないから泊まってみたいし全然いいよ。そしたらさ、実は昨夜からひっそりこっそり考えてたんだけど、主稜登ったら、大同心稜を下降してみたいんだよねー。どうかなー。」
メパ「前に、大同心稜下降したことありますけど、懸垂しましたよー。確かに硫黄岳経由よりも早く鉱泉には下山できると思いますけどー」
りタ「えーーっ、懸垂!??歩いて楽々降りられるルートだと思ってたんだけどなーー」
そんな会話を繰り広げながら、北沢をゆっくり歩いて美濃戸口から2時間ほどで赤岳鉱泉到着。かなり気温が高くて汗だく(T_T)
テント設営のち、宴会して、カムを使ったことないというリタさんに回収方法など説明して(っていってもトリガーを引くだけだが)、「これ1本16000円しますから(リンクカムなので)、何がなんでも回収してくださいね!」と脅しつつ。
夕食は、先日の天狗尾根で、お散歩さんが作ってるのを見て「美味しそう!ワタシもやろう!」と思った一品。
「釜揚げしらす丼」だす。大根おろしも入れたでー。
そして、明日のために就寝…zzzzz