ビバーク山行 こんなはずじゃぁなかった2日目(爆) |
はてさて2日目。
AM3:00くらいに出発すっかな~~と思いつつ、でも昨日着てた服がまだ乾いてない。
なので夜中にもそもそと濡れた服を着込んで、自分の体熱と気力で乾かそうとがんばってみた。
いえ、ワタシは着替えを持っていたので小屋に逃げ込んでからは着替えていたのですよ。
その乾いた服で2日目は行動すればいいじゃんって話しなんですが、乾いた服は2日目の行動が終了してからの電車で帰る際の着替えとしてとっておきたい…。なのでここは気合いでw
そんなこんなで結局出発4時。雨は天気予報通り上がりました。
気温もそんなに低くはないかな。昨日よりも全然温かい気がします。
国師ケ岳で日の出が見えるかと期待したけど、樹林帯につき日の出は木の向こう。
そのかわり富士山が見えましたよ。ご来光登山の皆様のライトの列の明かりもね(^^)
日が完全に昇って、ようやくの展望。昨日はまったく見れてないからね。
てってけ歩くも、昨日と同様ワタシのペースが一向にあがらず、かなりのゆっくりペースで甲武信岳到着。時間も時間だし昨日の天気も天気だしで山頂は我らのみ。ヤッターーー!ワフーー!やっぱ天気が良いってすばらすぃ~~~!!!
ここまでの道、長いけどけっこう走れるカモ!?
しかしこの辺で本日のスケジュールを今一度見直してみました。
小屋で快適ライフを送ったつけは大きいのです(あひーー)
どう考えても奥多摩駅まで終電までに行くのは無理です。
実は……ここだけの話し、一瞬まじめに奥多摩駅でのビバークを考えてしまいました。
まさかのまさか、北リタ師匠が冗談交じりに言ってた「間に合わなかったら駅でビバークじゃ!」ですよ。
でもそれで朝の電車でそのまま出勤……(シャワーも浴びておらず臭いまま。しかも登山ウェア。)これは大人として、さらにはオンナとしてどうでしょう!???どん引きですわ(^^;;
雁坂峠から川又に降りて秩父湖から帰るのがいいかな?でもバスの時間を調べてない。前にバスに乗ったときの遠い記憶では、17時くらいまでは確実にバスがあったような…。むむぅ。
あとは飛龍山から丹波に下りる。丹波の最終バスは18時。
とりあえず、甲武信小屋に降りてみます。
ここの小屋番さんもとっても気さく。ワタシとモロちゃんはコーヒーを注文、春くんはビールでしばし休憩&作戦会議。
小屋番さんらとルートの話しをして、丹波18時に間に合わせるためには、雁坂峠まで1時間半で行ければ可能と。うーーん…ワタシの足じゃ無理ぽ (T_T)
でも奥多摩駅までは無理でも飛龍山まで行ければ、気分的に奥多摩エリアに突入!って感じですがすがしい(あれ?そんなことない?)
小屋にバスの時刻表があったので(ヨカタ~~) バスも充分間に合いそうなので、秩父湖方面に降りることに決定。春くんは雁坂峠からのコースは何度も来ていてつまらなさそうなので、甲武信小屋から十文字峠をまわって降りるコースを単独で行くことにしました。十文字峠のコースのが雁坂から降りるよりCTで+2時間ほど。最終バスに間に合わないとシャレにならないし、雁坂峠から川又の下りは一度モロちゃんを連れてこようと思っていたコースなので、ワタシとモロちゃんは雁坂峠から降りるコースに。
甲武信小屋のトイレはすっごくキレイだったよ。5千万だかかけたらしいです。この小屋は11月末までのオープン。
それでは春くんと別れて、我ら2名は破風山方面へ。破風山の登りがけっこう長めだけど、気持ちよく走れるコース。
富士山もスッキリ♪
避難小屋。昨日はあんまり寒くてつらいようなら、この小屋で仮眠を考えてたんだよ。まさかこんなに遅れての到着になるとは…とほほ。
ハシルハシル
ハシルハシル
見えた!雁坂峠!
結局2時間10分くらいで到着。やっぱ1時間半は無理だった…。
今朝、もっと早くに出発してたら飛龍山までは行けたかも。悔しいなぁ…。
ヤッホーとここで山びこ合戦をモロちゃんと繰り広げ。
ここまで来て初めて「雲取山」の道標が。後ろ髪ひかれます…。
1週間後にはこの場所は秩父往還のレースのエイドとなります。去年はこの場所でスタッフをしたのでした。
川又への気持ちよい下りを2時間ほどで下って、川又。はぁ~~お疲れ~~。
車道に出て舗装路を2キロ弱走ってバス停。
しかしバスは行ってしまったばかり。あと4キロほど走れば秩父湖で、そこからのバスに乗れるのだけど、キロ6分くらいで走らないと結局そのバスにも間に合わない。間に合わなければここから2時間後発のバスに乗っても同じ。ならば…と酒屋でビールを買って飲み始めちゃいました(笑)
先客で登山者の方が1名。3泊4日で縦走してたというスズキくん。
仲良くおしゃべりしてたら、スズキくんを迎えに来たお友達の車についでに同乗させてくれて、全然違う方面なのに西武秩父の駅まで車で送ってくれた。おかげで早く帰れた♪
スズキくんとそのお友達、ありがとう!!
春くんはさすがに一人になったらペースも速く走ることができ、私らが間に合わなかったバスに乗れたみたいで一足先に帰ってました。さすがだわ…。
バス待ちでつまみ系の食べ物(ミックスナッツとか)は食べちゃったんだけど、その他余った食糧郡。予定では22時近くまで行動するつもりだったんだから、食糧計画としては今までの中で一番無駄がなかったかも。よしっ。
アルファ米が残ってるのは、晩ご飯を小屋で出してもらったから。
コース全体はこんな感じ。
雁坂峠…全体の半分来てないくらいだよ。あちゃ~~(^^;;
奥多摩駅まで行くとしたらあとCT19時間くらい。
下り基調なのでけっこう時間短縮できると思うよ。足が残ってればの話しだけども。
そんなわけで、このルート…そのうちリベンジです。